強度近視＆乱視の白内障手術！眼内レンズ（単焦点vs多焦点）選びの疑問を徹底解説

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強度近視＆乱視の白内障手術！眼内レンズ（単焦点vs多焦点）選びの疑問を徹底解説

来月、白内障手術を受ける予定なんです。右目は以前手術済みで単焦点レンズ、視力はほぼ回復していません。左目は強度近視・乱視で、コンタクトレンズを使用中。手術する左眼の眼内レンズ選びで悩んでいます。眼科Aでは単焦点、眼科Bではシンフォニー（多焦点）を勧められましたが、どちらが良いのか、実際に使っている方の感想も知りたいです！

白内障手術、そして眼内レンズ選び…本当に悩ましいですよね。特に強度近視・乱視をお持ちの方にとっては、手術後の見え方を想像するのが難しいと思います。私もコンタクトレンズ通販サイトを運営する中で、多くのユーザーの方から同様のご相談を受けてきました。今回は、あなたの状況を踏まえ、眼内レンズの種類、そして実際に手術を受けた方の声も交えながら、分かりやすく解説していきます。

眼内レンズの種類：単焦点と多焦点、それぞれのメリット・デメリット

まず、眼内レンズには大きく分けて「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」があります。

単焦点レンズ

* **メリット:** 技術が確立されており、安全性が高い。価格が比較的安い。
* **デメリット:** ピントが合う距離が一つだけなので、遠くを見るためのレンズと近くを見るためのレンズ（メガネやコンタクト）が必要になることが多い。

あなたの右眼が単焦点レンズで、10cm以内しか見えないとのこと。これは、近距離にピントが合わされている単焦点レンズの典型的な例です。遠くを見るには、さらに別の矯正が必要になります。

多焦点レンズ

* **メリット:** 複数の距離にピントを合わせることができるため、メガネやコンタクトレンズの依存度を低減できる可能性がある。
* **デメリット:** 単焦点レンズに比べて価格が高い。手術の難易度が高く、術後の見え方に個人差が出やすい。まれに、ハロー・グレア（光がにじんで見える現象）などの副作用が起こる可能性がある。また、強度近視の場合、近視が残存することがあり、それでもメガネが必要になるケースも。

多焦点レンズの中でも、「シンフォニー」は中間距離～遠方にピントが合うタイプ。眼科Bの医師がシンフォニーを勧めたのは、あなたの希望する「40cm～60cmにピント合わせ」と合致する可能性が高いと判断したからでしょう。

強度近視の場合の注意点

強度近視の場合、眼軸長が長く、網膜が薄くなっている可能性があります。そのため、多焦点レンズを選択する際には、眼科医との綿密な相談が不可欠です。

眼科Aの医師が単焦点レンズを勧めたのは、角膜内皮細胞の減少というリスクを考慮した上での判断でしょう。角膜内皮細胞は、角膜の透明性を保つ重要な細胞で、年齢とともに減少していきます。多焦点レンズは、単焦点レンズに比べて角膜内皮細胞への負担が大きくなる可能性があるため、強度近視の方には慎重な判断が必要になります。

ユーザーさんの声：多焦点レンズ体験談

「コンタクトレンズなび」では、ユーザーの皆様から多くの声をいただいております。実際に多焦点レンズの手術を受けた方の中には、

* 「手術後、メガネなしで日常生活を送れるようになった！」と喜んでいる方
* 「思ったほど見え方がクリアではなく、近距離ではまだメガネが必要」と感じている方

など、様々な体験談があります。重要なのは、あなたの生活スタイルや見え方の希望に合ったレンズを選ぶことです。

あなたのケースでのアドバイス

あなたの場合は、眼科Aと眼科Bで異なる提案を受けていることから、セカンドオピニオン、もしくはサードオピニオンを得るのも良いかもしれません。複数の医師の意見を聞き、それぞれのメリット・デメリットを比較検討することで、より納得のいく選択ができるでしょう。

また、手術前に、それぞれの眼科でどのような検査をしているかを確認しましょう。網膜の状態や角膜内皮細胞の数など、手術に影響する重要な情報が得られるはずです。

さらに、手術後の見え方をシミュレーションできるシステムがある眼科もあります。可能な限り、このシステムを利用して、手術後の見え方を事前に確認することをおすすめします。

明日からできる工夫

* 眼科の医師に、あなたの生活スタイル（例：読書の頻度、パソコン作業の有無など）を具体的に伝える。
* 手術後の見え方について、具体的な質問を準備する（例：「新聞を読むのにメガネは必要ですか？」など）。
* 複数の眼科で検査を受け、それぞれの医師の意見を比較する。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトでは、様々なレンズの情報を比較することができます。ただし、眼内レンズは通販で購入することはできませんのでご注意ください。しかし、コンタクトレンズに関する知識を深めることで、眼科医とのコミュニケーションを円滑に進めることができるでしょう。例えば、レンズの度数や素材、装用時間などについて、より詳しい質問ができるようになります。

安心して選べるポイントは、医師との丁寧なコミュニケーションと、複数の意見を比較検討することです。焦らず、じっくりと時間をかけて、最適な眼内レンズを選びましょう。